アメリカでも日本のように、学期末になると『School progress report』が保護者に配布されます✾
主に子供がクラス活動の中でどんな発達状況か、今後気をつけたほうが良いことはあるかなどがわかります。評価は主にGとWで表されます。
G :Good Progress (良い)
W :Working on Skill (勉強中)
という意味です。より細かいことは先生からのメッセージが添えられています。
School progress report①の主な内容
《School progress report①の主な内容》
Social/Emotion Skills 社交性/感情スキル
・周囲の人や物に敬意を払い、関心を示す
・先生を受け入れて反応する
・他の子供たちと交流したり共有することができる
・良い自己イメージを持っている
・学校で元気に楽しく過ごしている
・自分の感情を適切にコントロールできる
ListeningSkills リスニングスキル
・静かに物語に耳を傾ける事ができる
・注目する時間を継続できる
・特定の詳細を思い出してストーリーに反応する
Speaking Skills スピーキングスキル
・はっきり明確に話すことができる
・文章を作って話すことができる
・質問に答えられる
・グループトークで自分の話す順番を待つことができる
・自分の要求などを伝える言葉を持っている
・語彙が増えている
Self Reliance Skills 自立性
・自分からトイレに行きたいと言えるか
・自分でコートを着ること(必要か判断すること)ができる
・空き時間を有効に使おうとするか
Music & Art Skills 芸術性
・グループのダンスや歌に参加しようとする
・音楽活動を楽しめる
・アート活動に参加しようとする
・画材などを適切に扱えるか
School progress report②の主な内容
《School progress report②の主な内容》
Work Habits 習慣行動
・クラスの活動内容に参加する
・指示に従うことができる
・先生の提案によく反応する
・先生の注意を必要な分だけ受け取っている
・片付けを手伝うことができる
・質問することができる
・選択することができる
・タスクを完了することができる
Fine Motor/Gross Motor Skills 運動能力
・クレヨン、マーカー、または鉛筆を使えるか
・絵筆で絵を描く
・ハサミで切る
・のりをしぼる
・パズルを組み立てる
・ブロックを組み立てる
・足を交互に上げて階段を登る
・足を交互に下げて階段を降りる
・その場でジャンプできる
・右足でバランス運動ができる
・左足でバランス運動ができる
・右足でホップ運動ができる
・左足でホップ運動ができる
・馬のようにギャロップ運動ができる
・ボールをキックしたり追いかけることができる
・ボールを投げられる
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以上です。
レポートの最後の欄には保護者と先生のサイン、そして先生からの個人メッセージが記載されています✾
今回の内容は『〇〇は次の学年に向けた準備ができています。頑張ってますね!』というメッセージでした。
もしも子どもの発達にフォローが必要だった場合は先生と個人面談したり、相談にのってもらったりすることもできます。
なかなか毎日の送迎の時間だけでは深い話はできないので、こういう機会があるのは助かります✾
子供の学校生活について疑問があったら、ためらわず先生に聞くのがおすすめです。
子供の年齢が上がればその分だけ悩みも増えますし
家族内だけで不安に思っているよりも、先生とコミュニケーションとって育児のパートナーとして信頼関係を築く方が先々とても楽だと思いました。
楽しい学校生活が遅れますように⛪
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