アメリカで乳腺炎になった時の対処法と母乳ケアグッズ

アメリカ生活Q&A

乳腺炎つらいですよね。アメリカで即効性のある解決策ベスト4を簡潔にまとめました。

解決策1:乳房ケアグッズ Lansiohの”Brest Therapy Packs”を使う

アメリカの2大 母乳育児用品メーカーのうちの一つ、”ランシノー”の商品です。

こちらのBrest Therapy Packs”には何度かお世話になりましたが、家に1つあると便利です。WalmartやAmazonで買うことができます。

中身はこんな感じです。

温めたり、冷やしたりできるジェルパッドを乳房に当ててケアします。

乳腺炎の痛みを緩和したり、温めて母乳を出やすくしたりするときに使います。

搾乳機に巻きつけることも可能です。

このジェルパッドは温めることも冷やすことも可能ですが、耐熱温度を大幅に超えるような使用はしないでください。

レンジでチンして手軽に使えます。(←便利!!!)

700ワットのレンジなら 16秒チンする。

1000ワットのレンジなら 13秒チンする。

1250ワットのレンジなら 11秒チンしてください。

ちなみに我が家のレンジは1500ワットでした。私は9秒温めて使っていました。

しこりができやすい方は試してみてください☺

ちなみにランシノー商品についてですが、

ランシノーの哺乳瓶は日本のピジョンに似ていると言われることもあるほど、高品質なのでオススメです。

ランシノーの乳首クリームも個人的にはオススメです。日本の産婦人科でも使用されている製品なのですが、ベタベタしなくて使いやすかったです。WalmartやWalgreensですぐ買えますので、興味があったら見てみて下さい。

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解決策2:湯船でシコリをほぐすならブケットヒーター

BUCKET HEATERの詳細は他のお風呂の記事でも紹介したのですが、ブケットヒーターは湯船の温度を一定に保つグッズです。

アメリカの湯船はすぐ冷えるし、お湯がたまるのが遅すぎますよね。

また、経験済みの方はご存知かと思いますが、お胸のシコリは湯船の中でほぐすと段違いに楽なのです。

湯船の中だと乳腺を開通させるためのマッサージも、摩擦による肌の痛みが少ないです。

乳頭に白斑がある場合も、白斑の薄皮がふやけて開通しやすい気がします。

ただし、すでに乳腺炎による発熱がある場合は脱水の可能性があるのでおすすめできません・・・

そうでない方は、お水を飲みながら湯船につかってほぐしてみて下さい。

※ブケットヒーターはAmazonで買えます。

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解決策3:アメリカの24時間対応病院へ電話診療

もうこのシコリはとれない!!と思ったら、諦めましょう。夜中でも早朝でも電話診療なら受け付けている病院は意外とあります。

救急外来で産婦人科に行くよりも安いので、私はよく電話診療を使ってお薬を処方してもらっていました。

ここで確認しておきたいポイントは2つです。

①加入している保険会社のホームページへアクセス。電話診療の予約をする。

24時間対応の病院かつ保険適用OKな病院の医師に確実に診察してもらうため

近所の24時間対応の薬局をチェック。確実に薬をもらえるよう下調べをする。

→せっかく電話診療でお薬を処方してもらったのに、薬局が閉まっていて受け取れない…!なんて乳腺炎で苦しむ妻に言ったらNGです。

我が家の場合は24時間対応のWalgreen(24じゃない所もあるので注意)を愛用。

たいてい抗生物質のお薬が処方されますので、すぐ取りに行けるように薬局調べておくことをオススメします。

<電話診療の流れ>

私が乳腺炎で真夜中〜明け方に電話診療したときは、$55の請求がきました。

電話診療するまでのプロセスは保険会社によって少し違うかもしれませんが、以下のようになります。

1. 保険会社のHPにアクセス。自分のアカウントページを開く。

2. Talk to Doctorのタブをクリック

3 初めて電話診療を利用する場合は個人情報の入力が必要になる (これが結構時間かかる)

4. 予約画面に進んで、予約する。

5.私の場合は30分後の診察予約が取れました。医師から携帯に電話がかかってくる。

6. 電話越しに症状を伝え、必要な処置をしてもらう。

7. お薬を処方してもらったら薬局に取りに行く。

以上です。電話診療は救急外来に予約して行くよりも対応が早く、何より安いです。

$55も当時は十分高いと思いましたが、アメリカの救急外来なんてもっととんでもない請求が来るので仕方がないですね。

私はこれまで4回 乳腺炎になりましたが、アメリカの抗生物質は効きが早いので自分でマッサージして頑張るよりも

さっさと薬飲んで治すのが一番楽だと思いました。

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解決策4:アメリカの産婦人科へ受診。保険適用外のSpecial Pharmacyを使う

我慢できるくらいの痛みであれば、産婦人科に行って直接診察してもらうのもオススメです。

胸にできたしこりや腫れ、白斑の有無などをチェックしてもらって、適切な処置をしてもらいましょう。

通常の予約診療であれば、医療費も良心的な値段で見てもらえます。

また、乳腺炎の悪化度合いによっては保険適用外のSpecial Pharmacyを使うこともできます。

私の場合、もうどうしようもないほど乳腺炎が悪化した事がありました。

もちろん40度近くの発熱はしましたし、全身の痛みと悪寒も一週間止まりませんでした(ついでに涙も)。

そんなときは産婦人科で受診して、Special Pharmacyに処方箋を書いてもらうことができます。

地域によってSpecial Pharmacyの団体名は違うとは思いますが、これらはアメリカの「調剤薬局」を指します。

私達が普段使うCVSやWalgreenは既製品の大衆的なお薬を取り扱っているのに対して、

こちらのPharmacyは 病院側から処方箋の指示を受けて、一人ひとりのためにオリジナルで薬を調合してくれる場所です。

お薬のスペシャリスト集団が運営する第三の機関のようなイメージです。

私はこちらで乳腺炎と乳首の白斑に効く塗り薬を処方してもらいました。

実際の写真:$62の抗生物質入り乳首クリーム。保険適用外おそろしや…

何このおしゃれな塩コショウみたいな容器…!

スペシャリスト達は「1粒ずつ、少量をうすく伸ばして塗ってね!」と言っていた。

なにゆえ5粒発射・・・・?

容器の設計ミス感がすごい・・・・。

こちらは抗生物質の錠剤。こちらもお高い!1粒1ドルくらいする優秀なお薬です(TOT)

(写真に写っている$62の領収書は乳首クリームのものでした。写し間違えました。)

こちらの錠剤の値段は$54でした。

6時間ごとに毎回飲みました。たくさん錠剤のんで完治させました〜

アメリカの医師曰く 乳腺炎は胸のシコリがなくなっても、痛みがなくなっても、菌が生き残っていたら完治できないものなんだそうです。

そして薬を飲むのをサボり、菌が生き残っているのに治ったつもりでいると私のように何回も乳腺炎を繰り返すのだそうです。

また、痛み止めに処方される薬の2トップはイブプロフェンとアセトアミノフェンですが、

イブプロフェンには炎症を抑える効果があり赤ちゃんへの授乳や母乳にも影響がないのでオススメだそうです。

私は出産直後にもイブプロフェンを飲んでいたので、なるほど〜と思いました。

安心して飲める薬は嬉しいですね。

Special Pharmacyの薬は高いですがかなり効きが良いです。困ったらお近くの団体を調べてみて下さい。

まとめ

こちらのページへお越しいただいた方は、きっとネットに溢れかえっている家庭ケア情報では限界の

乳腺炎が悪化している方々だと思います。

アメリカにも桶谷式に似たボランティア団体はありますが、主流ではありません。

アメリカは飲み薬や塗り薬で乳腺炎を治すのが一般的なようです。

限界まで我慢せず、早め早めに病院受診されることをおすすめします。

数あるサイトからこちらのページを見ていただきありがとうございました。

どうかお大事になさってください。

☆もう無理!調べ疲れたしアメリカクソ!って思うほど困っていたらインスタから相談のります😁

お互い海外生活頑張りましょう…!

おわり

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