海外の子連れフライトのポイントとおすすめグッズ❁これだけ押さえておけば何とかなる!

アメリカ生活Q&A

こんにちは、北アメリカに住んでいる のぶ子です。

インスタグラムなどで駐在予定の方や、コロナワクチンが普及して渡米できるようになった国際結婚の方から渡米の際のポイントについて聞かれることが増えてきました。

なかでも不安が大きいであろう”子連れフライト”のポイントについて今回はシェアします。

これだけ抑えておけば何とかなる!!という点をベースにお知らせしますので、よかったら参考にしてください。

気になる項目をタップしてお読みください☺❁

機内用の手荷物バッグのおすすめはボストンバッグ

私の個人的なおすすめなので、機内用の手荷物バッグに悩んでいる方だけ御覧ください。

私が子連れフライトで一番使いやすいと思ったのは斜めがけのボストンバッグです。

小旅行などで使われる、小型〜中型サイズのものが便利でした。

理由はこちらです

○機内に持ち込みたい荷物が多くて普通のかばんに入らない

○リュックは細かい荷物を縦に詰めこむかたちになり出し入れが不便

○トートバックはチャックがついていないので、複数の荷物と子供を同時に管理するのが困難

○床やスーツケースの上に一時的に置きたいときにリュックやトートバクだとポテッと転がるので手間

○ボストンバッグなら斜めがけなので、税関や手荷物検査で子供を抱えながら荷物も持てる

○なんなら抱っこ紐代わりにして斜めがけしたボストンバックの腹の部分に子供を乗せて運ぶ

○飛行中、座席の下にいれたままチャックを開けるだけで荷物が取り出せる(必要以上にガサゴソして睡眠中の子供を起こさなくて済む。)

デメリットは無理をすると片方の肩が痛くなるところです❁

ただ選んだカバンによってはこれらに当てはまらず、機能的で便利なものもあります。

なのでご自分に合ったものを選んでください☺♫

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耳抜きにつかえる飲み物やお菓子のポイント

長時間のフライトで、子供の耳抜きについて悩むのはどの国の親も一緒です。特に赤ちゃんや小さな子供は鼓膜の発達が未熟なので心配される方も多いと思います。

耳抜きに使えるものは以下のものです。

<赤ちゃん>

・母乳、ミルク、おしゃぶり

<幼児>

持ち込み可能なサイズのジュース

・お気に入りのお菓子

・飴(食べ慣れている子に限る)

まず赤ちゃんの耳抜きについての補足ですが、

お水やアクアライト、麦茶でももちろんOKです。ポイントとなるのは「飛行機に持ち込める飲み物」で「赤ちゃんが離着時の間に継続して飲み続けてくれる飲み物」だと思います。

ミルクや搾乳した母乳についてですが、日本でもアメリカでも機内持ち込みOKです。

ただし、日本製の缶詰の液体ミルクに関しては一概に言えません。

私は今までに1度だけシカゴの入国審査の際に没収されたことがあります。

理由は「赤ちゃんの物であろう事は理解しているが、証明が難しい。念のため缶詰を開けて、中身の液体物を綿棒で採取して検査する必要がある。」との事でした。

缶詰なので、開けちゃったら使えませんよね。保存も難しいので実質没収というわけです。

このあたりは当日に当たる検査官の采配にもよると思います。

私も今までで初めてのことなので腹を立てて講義しましたが、無駄でした。

対応の個人差が激しい国なのでしょうがありませんね。

心配な方は固形か粉タイプのミルクを持参されることをオススメします。

お湯も機内でもらえますので、気兼ねなく申し出てください。

次に幼児に関しては、

お気に入りのお菓子とジュースがあれば大丈夫です。

ジュースは機内でもらえる場合もありますが、たいてい離陸と着陸の際は飲料サービスは安全確保の為控えていると思われます。

なので機内備え付けのペットボトルのお水か、自分で持ち込んだお子様ジュースを使っています。

持ち込みのジュースは小さなパウチタイプの、ストローを指して飲むタイプを使うことが多いです。

理由は「機内持ち込み可能なサイズ」で、「没収されないお子様ジュース」で「小さなものを複数持っておけば様々なグズりタイムで使える」からです。

試してみてください☺

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知っておきたい座席選びのポイント

(※この画像はコロナでガラガラだった時の様子です)

・赤ちゃん連れが好むバシネット席。手すりが上がらない問題

バシネット付きの席、とてもありがたいですよね。赤ちゃんが落ちないようにベルトも付いているので安全です。

しかし注意点が2つ。

①バシネット席は座席の肘置きが上がらない

この席は座席の肘置きが動かない仕様になっています。その為、肘置きを収納して座席を広く使いたい場合や赤ちゃんを横に寝かせてあげたい場合は不便に感じる事もあります。

ハイハイやつかまり立ちができる赤ちゃんの場合は動きたがりますので、もしバシネットを怖がる・寝ないタイプの赤ちゃんであればカーシート(チャイルドシート)・抱っこひも・広く使える座席のほうが便利な場合もあります。

駐在員などでビジネスクラスを使える方は1人1人の空間が広く、漫画喫茶のように仕切られたブース型になりますので、バシネットを設置してもあまり手狭には感じないのかもしれません。

・非常口付近の座席は子供連れNG

非常口付近は万が一の際に避難誘導を手伝わなくてはならない為、子供連れは予約が難しいです。

・オムツ交換台付きのトイレの存在

日系の中型〜ジャンボタイプの旅客機にはオムツ台付きのお手洗いが設置されています。

だいたい後方付近のお手洗いに多い印象ですが、オムツ交換台が付いているお手洗いと、そうでないお手洗いがあります。

また、おむつ交換台は壁に収納されているタイプが多いです。

通常より少し高い位置でおむつ交換することになるので、我が子の尻が顔の目の前にあるパターンもあります。

自分の座席の近くのお手洗いはどんなタイプか見てみてくださいね。

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優先搭乗サービスについて

お連れになるお子様の年齢にもよりますが、比較的小さなお子様をお連れの場合は優先搭乗をすることができます。他の搭乗者よりも早く飛行機に乗ることができるサービスです。

ただ、ギリギリまで空港で過ごしたい方もいると思いますので無理して優先搭乗サービスを使う必要はありません。

ベビーカー(カーシート)どうするか問題

家族分のスーツケースやダンボール、手荷物、子供のお世話だけで手がいっぱいなのに、ベビーカーまで持ち込むの…?!と悩む方は多いのではないでしょうか。

手荷物としてベビーカーを持ち込むかどうかは、個人の考え方によって変わります。

念のためお伝えしたいことは、成田や羽田空港のようなベビーカーの貸出サービスはアメリカでは見た事が無いという点です。アメリカと言っても広いので、一概には言えませんが少なくとも私が普段使っているシカゴ、ダラス、アトランタのハブ空港では見たことがないです。

なので「日本だったら空港のベビーカー貸出サービスあるから、アメリカでも貸りたらええやん」という思考は捨てたほうが良いでしょう。

自分で持っていくか、持っていかないかの2択です。

もし持っていく場合は、日本でもアメリカでも飛行機に搭乗するギリギリまで使うことができます。

チェックインカウンターでスーツケースと共にバゲッジクレームチェックを受けます。荷物の管理番号が割り振られたバーコードのシールをベビーカーにもつけてもらったら、スーツケースは預けて、ベビーカーは搭乗するギリギリまで使えるという流れです。

搭乗する時に係員の方からお声掛けがありますので、その時にベビーカーを預けてください。

また、アメリカに到着した際に送迎でタクシーや車を使う予定の方も注意が必要です。

アメリカでは一定年齢未満の子供が乗用車に乗る際にはカーシート(日本で言うチャイルドシートのような物)の着用が法律で義務付けられています。そのため、カーシートを持っていない場合は車に乗ることができません。

タクシーを予約する場合は、カーシート付きの子供対応タクシーを手配したほうが安全です。

現在、アメリカ50全州では法定により、子供を車に乗せる際には、子供を座席に固定させるよう規定されています。違反した場合はペナルティが課されます。

州によって細かいルールが異なりますので、ご自分の地域の法律を正確に調べてください。

0才〜10代のお子様がいらっしゃる方は特に確認してください。

座席のモニターは便利だけど子供が興奮して寝てくれない問題

各航空会社様が用意してくださっている座席のモニター。映画も見放題、ゲームもやりたい放題、キッズモードもあって大変ありがたいです。…が!忘れてはならないのが「モニターに興奮しすぎて子供が寝てくれない問題」です。電源を切ることはできませんし、機内の照明が暗くなってもモニターは明るいので子供が興奮してしまいます。

寝れる時に寝てくれないと、到着時の空港で体力が尽きてぐずったりするので困りますよね。

我が家の場合は、寝させる時間になったら機内で配布されるブランケットでモニターを覆っています。

気休め程度で始めた行為でしたが、「まず目の前のブルーライト(モニター)を遮断する」という、寝るための環境づくりは意外と大切で効果がありました。

モニターはタッチしなければ画面が暗くなりますので、子供が寝たらブランケットは外しても大丈夫です。

子連れフライトにおすすめな便利グッズ

私が愛用している子連れフライトグッズの紹介です。

無くてもやっていけるものは除いて、本当に役に立つリピート製品のみ紹介します。

キッズエアークッション

こちらは空気を入れて座席の足元に入れると、座席がお子様ベットになる便利グッズです。

我が家はこちらを2個使って、自分たちのシートを座敷のようにして寝ています。

子供がうろちょろしたり、横になって寝たりできるので役に立っています。

ポイントは離陸、着陸の時はしまわなくてはいけない点です。座席上の荷物棚にそのまま入れても、空気を抜いてかばんに入れてもどちらでもOKです。

また通路側に面した席のみ使用ができません。ワゴンがぶつかったりしないよう安全確保をする為です。

キッズヘッドフォン

こちらは幼児〜子供用のアジャスター付きヘッドフォンです。

機内で配られるイヤホンは、子供には大きすぎます。

その為何度もスポスポ取れて「つけてつけて!」となります。ずっと耳を抑えてあげるのも大変なので、あれば役に立ちます。

飛行機の機械音が苦手な子や、酔いやすい子、飽きちゃって癇癪を起こす場合にもオススメです。

音があることで集中して自分の世界に入れるのは便利ですね。

手持ちのiPadでも座席のモニターにも使えました。

最後はやっぱり…お気に入りおもちゃ

やっぱりオモチャは役に立ちますね。子供が夢中になる大好きなキャラのオモチャ、ムービー、シール様様です。

我が家の娘の場合は、シールあそびが好きなのでノート1冊と水で落ちるクーピー(サクラクレパス/ベビーコロールなど)でお絵かきをすることで間が持ちました。

子連れロングフライトは乗り越えた者勝ちなので、頼れるものはどんどん頼って少しでも楽してくださいね☺❁

まとめ

いかがでしたか?

まとめると最低限の飲み物、お菓子、おもちゃ、(赤ちゃんはオムツなど赤ちゃん用品)があれば何とかなると思います。

持っていった装備をフルで使う時もあれば、これだけ備えたのに全然使わない…寝てくれて良い子!!な時もあります。

その時になってみないと分からないので、私たち保護者はフライト前日は良く寝て体力を温存しておく事をおすすめします。

どうか良いフライトになりますように☺

応援しています!

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