生活に欠かせないスーパーマーケットですが、ご自身の引越し先にはいくつあるかご存知ですか?
アメリカにはどんなお店があるのでしょうか。
今回は私が普段のお買い物で利用する食品スーパーをもとに「どこで・何を買うか・どんな理由で使い分けているのか」をご紹介したいと思います。
グラフにあるスーパーはすべてアメリカにもあるチェーン店ですので、ご自分の引越し先にはどんなお店があるのかGoogle Mapsなどで見てみると今後の生活がイメージしやすくていいですね。
なお、これらのお話は私の脳内イメージを表したものです。地域や店舗ごとの管理者によって印象も変わりますし、好みは人によって異なりますのでご了承ください。
これから新生活をスタートされる方々の手助けになれば幸いです❁
アメリカのスーパー比較表
グラフにある8つのお店は、アメリカの代表的な食品スーパーです。
食品の新鮮さ・費用・清潔感の3つをもとに比較すると、このような印象を持っています。
とくに以下の3店舗は日本人妻たちが話題にすることが多く、実際に良いお店で行くたびに楽しませて頂いています。
✳︎Trader Joe’s トレーダージョーズ(有人レジ・紙袋に入れてくれる)
✳︎Whole woods ホールフーズ(有人レジ・Myエコバッグ持参or店舗によって紙袋)
✳︎Target ターゲット(有無レジどちらも・ビニール袋)
これらの3店舗はSNS はもちろんの事、口コミでも話題に出ていることが多いですね。
店内もキレイで商品棚もきちんと整理整頓されています。オーガニック食品も豊富なので、目新しい食べ物でも安心して食べやすいと思います。なにより生鮮食品に傷んでいるものが少なく(少ないという表現にご注目)、虫がいないのが良いと思います。
また、新鮮なお肉やお魚をポンド売りしていただけたり 少しだけ高級指向なところも人気の理由かもしれません。
おしゃれな調味料やお菓子、雑貨も置いてありますのでお土産やプチギフトを選ぶ方も多い印象です。
季節物など置いてある物に流動性がありますので、行くたびに新しい発見があるのも楽しいと思いました。
私の脳内ショップリスト
私が普段お買い物をするときにスーパーを選ぶ基準を一覧表にしてみました。
※住む地域によってスーパーの質や数は大きく差がひらく為、日系スーパーはもちろんアメリカ全土に展開していないお店はメジャーであっても割愛しています。
たとえばKroger(クローガー)とその他のスーパーマーケットで比較した場合、Krogerは24時間いつでも空いていて、アメリカで2番目に店舗数が多いスーパーマーケットなのでいたるところに存在していて行きやすいという特徴があります。どこかで用事をすませた帰り道にちょっと寄ることができる利便性はポイントが高いです。
また食料品だけではなく衣類や洗濯、掃除でつかうグッズなど取り扱い商品の幅が広いため自然と利用頻度が上がります。日本でいうとイオンのような感じでしょうか。
その他の理由ではポットラックパーティーがあったり、お誕生日やお祝い事があったり、学校の行事や集まりでお菓子のプチギフトの用意があったりなどイベントの用途と金額によって使い分けています。
使い分けるといってもそんなに難しいお話ではなく、
例えば「あそこのチョコレート可愛かったなぁ。来月のハロウィンのトリックオアトリートでプチギフトにしようかなぁ☻♡」というくらいです。
美味しいお菓子見つけてウキウキしたり、可愛い雑貨見つけて衝動買いしようか悩んでいるのが楽しいタイプの人間なのです☻
効率的にお買い物がしたい方、もしくは新しい発見があると嬉しいタイプの方はぜひ、これらのお店も探検してみてください。
これらのスーパーを使い分ける理由と具体的な例
ここから先のお話は興味のある方のみ閲覧していただければと思います。
私は食品によってスーパーを使い分けるのはめんどくさいと思っている派です。
なにせズボラなので…。日本だったらイトーヨーカドーとか三徳に行ってハイッ!買い出し終わり!なのに本当にめんどいな〜と日々思ってしまいます。最初はやってられないから最安値で全部同じとこでいいや〜とお買い物していたのですが、徐々に辛くなり20代後半になった頃からシフト変更して行きました。
これからグラフを元に使い分けする食材の例とその理由について書きますので、一個人のお話としてご一読いただけますと嬉しいです。
お肉(特に牛肉)を買い分ける理由
最初の頃は「焼けばなんでもイケるでしょ」と、とくに何も考えずにお肉を買っていました。しかし実際に食べてみるとゴムのような食感のアメリカ牛もあれば、日本ではなかなか食べられないような肉厚でジューシーなお肉もあります。
我が家は普段使いのお肉は目と鼻を頼りにKrogerやTargetでお手頃なものを選び、友人に手料理をふるまう時や、ステーキ・BBQでお肉そのものの味を楽しみたい時はWhole foodsやFresh marketで少し良いお肉を買ったりしています。
お肉選びに慣れていなくて辛かったことは、匂いと脂身です。アメリカのお肉は当たりとハズレの差が天と地ほどあるのだなと学びました。ではなぜこんなにも差が出るのか?それは血抜きの甘さと牛のエサに原因がありました。
日本人労働者は衛生観念と完璧主義のダブルコンボなのでどのお店の牛肉を買っても美味しいです。血抜きは完璧ですし、そもそも農家の方々が大切に育んでくださった牛さんをいただくことがほとんどなのではないでしょうか。
対してアメリカは値段=レベルなのかな?と疑いたくなるお肉があります。
人によって良しとする仕事のゴールが異なるところが大きく影響しているのでしょうか…?同じ商品棚をみても血抜きの度合いが違い、パッケージからお水がでていたり、お肉の色が均一でない事が度々あります。そしてハズレをひいたときは血なまぐさい・獣臭の強いお肉をいただくことになるのです。
牛のエサに関しては、パッケージに表記されていない限り確認できません。早熟に大量生産するためにホルモン剤を打って肥えさせる事も世界中で行われておりますので、そこはしょうがないと思います。
私は普段使い用のお肉はどこのお肉でも問題なく食べていますが、同じような値段であってもこの様な差が生まれることはありますので 自分の目と鼻を頼りに美味しそうなものを選ぶことがお買い物上手への近道だと思います。
また もしも「クンクン、これは…やってしまったかしら…?」と思う匂いのお肉に出会ってしまった時は自宅で血抜きしてみるのも一つの手段だと思います。
手軽な方法ですと お水にさらす、キッチンペーパーで包み水気をきる、白湯をかけて血脂を湯切りする といった方法もあります。
個人的にはお水にさらした後にお肉を軽くしぼり、ローズマリーやバジルをお肉に揉み込んでごま油で焼くのが好きです。
これまでの出来事をもとに色々かきましたが、アメリカの方々もきちんと食品管理してくださる事も多いので一つの経験談として留置きください。
冷凍食品を買い分ける理由
アメリカといえば冷凍食品大国です。お手頃な値段で大きな袋にたっぷり入ったボリューム感と、種類の豊富さがとっても素敵です。
アメリカにも美味しい冷凍食品はたくさんありますので、最寄りのスーパーでお気に入りを見つけていただけたら嬉しいです。
冷凍食品を買い分ける理由ですが、私は料理をする上で一番”楽”で”美味しい”ものを基準に選んでいます。
例えば、出来合いのお料理でレンチンすればすぐ食べられるものは万国共通で便利ですよね。ハズレをひく確率が低いのは中華とイタリアンです。アメ食はホットドックひとつとってもアタリとハズレがあると思います。よくSNSなどで話題になるトレーダージョーズの冷凍餃子や小籠包も買いますし、Krogerの冷凍お惣菜パンと春巻きもとても美味しいので大好きです。料理を1品作る手間が省けるところもポイント高いです。
とくにお惣菜パンに関しては、市販のパンを凍らせるより冷凍庫の場所をとらないことと日本ではあまり見かけない冷凍食品の楽しみ方なので面白いと思いました。
次に野菜についてです。
アメリカで生野菜を買うよりも、冷凍食品の野菜を買ったほうが下処理の手間がなくて便利な事も多いのでそのとき便利なほうを買っています。
傷んでいる生野菜をしぶしぶ買うのが微妙だった時や、使いきれず冷蔵庫で腐らせることが続いた時、お弁当やサラダで小分けに使いたい時などもお役立ちですね。
買う上での注意点は野菜の切り方です。商品によって切り方が違いますので確認したほうが良いかと思います。
例えばブロッコリーやいんげん、オクラは一本一本入っているものから、とても細かく切ってあるものまであります。
ブロッコリーが1cmくらいに細かく刻んであるものを間違えて買った時は扱いに困りました…緑のフサフサ頭の部分が飛び散って、洗った時にザルにはさまります。
ポテトサラダにいれても緑のフサフサ頭が飛び散って汚くみえて…お料理上手な方はどんなふうに使うんだろう???と悩みました。
ご自分の使いやすいものを選んで、お料理が楽になるといいなと思います。
以上、長くなりましたが私の脳内ショップリストでした。
最後までお読みいただき感謝しています。ありがとうございました☻