『子供が手を繋いでくれない。』
『危ない場所でも手を振りほどいてしまう。』
小さな子供を育てるご両親のなかには、このような切実な悩みを抱える方も多いのではないでしょうか✾
今回は私がアメリカの幼稚園で学んだ解けない手のつなぎ方ついてシェアします。
『カニばさみ』のやり方
通常の手つなぎはこのような感じだと思います。
これだと子供が突然走り出したり、振りほどいた時にスポッと手がすり抜けてしまいます。
それが、保育現場で採用されているカニばさみだと、こうなります。
お父さん指は従来通り握らせたまま、
お母さん指とお姉さん指は 子供の手首を挟み込むように握ります。
上から見るとこのような感じです。
子供の手首から手のひらにかけて、3方向から包み込んでいるのが見えますでしょうか?
こうすることによって、突然の飛び出し行為や、脱走を防いでいます。
また、この方法は階段やエスカレータの上り下りの際にも役立ちます。
とくに階段やエスカレーターの下りは転んだ時に体重が下にかかりやすく、転倒リスクが増します。
怪我する可能性も増えるので、手がすぽっと抜けてしまわないカニばさみはこんなシーンでもおすすめです。
※手を繋ぐ時は親指を子供に必ず握らせてください。
大人が子供の手首だけ強く引っ張ると脱臼のリスクがあります。
アメリカの幼稚園で採用されている手つなぎグッズ
こちらは子供の事故・誘拐・脱走を防ぐために、実際にアメリカの幼稚園で使われている手つなぎグッズです☻
教員が直接手つなぎできない状況のときや、複数人で教室から移動する時は必ず使うことになっています。
商品名はこちら。
Walking Rope for preschool childrenやSafety Daycare Ropeなどと呼ばれる事が多いです。
こちらはつり革タイプの商品です。
手は繋いでくれないのに、なぜかつり革だと捕まってくれる子っていますよね…🐣
このつり革タイプはつなげたり、個別で使ったりできるので子供が多いお母さんがベビーカーに付けている事も見たことがあります。
そしてこちらはプライベート用のてつなぎグッズです。
体全体を覆ってちょうちょ?妖精さん?になれるのでうちの子は喜んでつけてました😊
リーシュタイプとリストバンドタイプで使い分けられるのもちょうど良かったです✾
いかがでしたか?
『こんなのじゃうちの子はおさえられない…!』という場合もあると思いますが、
少しの工夫で怪我や命が守れたらいいなと思います🙏🍀