こんにちは。
今回はアメリカの学校で行われる子供の視力検査についてシェアします。
アメリカの学校では、年に一回どこの学校でも視力検査が実施されます。
デイケアでは場所によっては幼すぎるのでやらない学校もありましたが、
プレスクールやキンダーガーデンに通う予定がある方は、自分の学校の検査日をチェックしてみてください☺︎
アメリカの目のスペシャリスト、オプトメモリストとは?
正式名称はDoctor of Optometryまたはオプトメトリストと言います。
オプトメトリストとはざっくりと説明するとアメリカの目のスペシャリストの事です。
高度な専門教育と臨床訓練を受けたのち、国家試験や各州の試験に合格するという難関を突した彼らは、独立した一つの医療分野の専門家と言われています。
アメリカでは長い歴史があるものの、日本には未だ無い『視覚機能を検査・診断・治療を行う免許を持った人』のことです。
❏オプトメトリストについて
アメリカの学校で視力検査って何するの?
眼科医が目の病気を治療するのに対して、
オプトメトリストは視覚機能の検査とトレーニングを担当します。
アメリカの学校では彼らの指導のもと、視力測定だけではなく子供たちの『眼球運動』や『認知力』も調べます。
検査の中で眼球運動や認知力に課題が見られた場合は、子供たちにビジョントレーニングと呼ばれているトレーニングを実施・指導します。
幼いうちであれば視覚能力はトレーニング次第で一定レベルまで引き上げられる可能性があるそうです。
もし自分の子供の検査結果で課題が見つかったら、トレーニングに参加してください👓
日本とアメリカでは〝視覚能力”の認識がちがう?
私は日本の学校で普通の視力測定しかしたことがなかったので知らなかったのですが、
日本とアメリカでは視覚能力の認識が少し違いました。
日本では視力測定の結果=見る力
とざっくりとらえているようですが、
アメリカではそもそも視力と視覚機能は別物という考えだそうです。
視力は単純に視る力のことを言うようですが、
視覚機能とは
①見る
②それが何か認識できる
③認識後、判断に沿った行動ができる
という①〜③までの一連の行動能力のことをさすそうです。
実際に行われる検査の例
立体視検査
絵カードやイラストを使った検査。
3〜4枚ほどのイラストを見て覚える。
その後、離れた位置から大きな絵から先ほど覚えたイラストを探し出すテスト。
絵を立体で捉えることができるか、斜視などの疑いはないかを判断する。
眼位検査
ペンライトやカラーライトで眼球を照らす。
角膜の反射位置に異常がないかチェックする。
次に人形やおもちゃを近くや遠く、横や斜めから見せて眼球運動をチェックする。
これらの反応から斜視の有無を判断する。
もし斜視の疑いが出たら?ビジョントレーニングに役立つオススメおもちゃ
学校の検査で一定レベルの結果が出なかった場合には、眼科での再検査やビジョントレーニングをすすめられます。
おうちで簡単にできるグッズやおもちゃもたくさんあるので、もし心配だったら遊びを通してトレーニングするのもオススメです☺︎🌱
スポーツ選手にも人気の Spot it!
Spot it!はビジョントレーニングに特化したアメリカのカードゲームです。
アメリカでフェンシングや野球をする人はトレーニングの一環として取り入れている人もいるそうです。
2〜8人でできるゲームで、6歳の子供から大人まで楽しむことができます◎
ゲームのルールはシンプルで、カードに描かれている絵を把握し、共通の絵を持つカード同士のペアを見つけることで勝敗が付きます。
5種類ほどの遊び方があり、飽きにくいのもポイントです☺
カバンにポンっと一つ入れておけば、レストランなどの待ち時間でもササッとできるのでとても便利でした☺!
幼少期からのトレーニングなら Spot it Jr.!
幼稚園の子からできるような、Spot it Jr.!も同じく人気です。
ディズニーなどのキャラクターバージョンもあって、我が家ではファインディング・ニモのカードが子供たちに人気でした🐠.。o○
イラストデザインも商品によって様々なので、子供たちが英単語を覚えるきっかけにもなりますよ◎
目の筋肉のトレーニングや注視する力のトレーニングにもなるので、動体視力の発達にも期待できそうです🏃
ビジョントレーニングの一環として、ぜひおうち時間に取り入れてみてください😊👓