アメリカで失敗しないヘアカット*アメリカの美容師に聞いたオーダーを伝えるポイントとチップの相場

アメリカ生活Q&A

アメリカの美容院で自分のオーダーを伝える時のポイント

カットとトリムの単語を使い分けて正確に伝えよう(Cut or Trim)

日本の『カットしてください』とアメリカの『カットしてください』はニュアンスが違います。

アメリカでは主に、

Cut/カット→バリカンで根こそぎ刈られる。『何ミリで刈りますか?』という質問に対しても、ちゃんとバリカンにつけるアタッチメントのインチ数で指定しないと日本人が好きなツーブロにはならない。

もみあげとサイドは残したいのか刈り上げたいのかちゃんと伝えないと、スポーツ刈りのごとく全部刈り上げられます。

キッズアクセサリー屋さんで待っていた私達の元に帰ってきた主人。なんだそのタイ人ヘアー。ワックス落とすと前髪が残念なV字でウケた💇

Trim/トリム/トリミング→ハサミを使って切る。ダメージ受けた部分の髪の毛を整える意味がある。ダメージ受けた髪の長さによって切る幅が違ってくるので、⚪︎⚪︎センチくらいトリミングしてと具体的に言うのがベスト。

特に女の人で『長さはこのままで、痛んだ部分をすいて欲しい』場合はトリミングが1番近い表現だそうです◎

ツーブロックにしてほしい男の人は、

どこをバリカンでカットして欲しくて、どこをハサミでトリミングして整えて欲しいのかパートごとに言えると伝わりやすいそうです。

パートごとに説明して日本人ぽい髪型になった主人。どっちかっていうとティーンの男の子が好むオーダーに近いのかも。「ヘアセットした時にオールバックできるくらいの長さ」って言うと伝わりやすいかもしれない。

Hair Layers/レイヤー→女性は特に伝えた方がいいワード。レイヤー入れないと毛先が内向きにふんわりせず、コケシみたいなぶつ切りカットになりがち。

Natural/ナチュラル→アメリカのナチュラルスタイルと日本のナチュラルスタイルは全然ちがうので伝わらない。そしてアメリカ人なら似合うヘアスタイルも、日本人がやるとなんか残念な感じになりがちです。

日本の美容師さんはレベルが高すぎるので、アメリカでそれを期待すると生活しづらいと思います。

アメリカの美容師だしこれくらいなら許せるかな…レベルで諦めていただければと思います😹

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アメリカの美容室のチップの相場と払い方

美容院の相場は2023年現在では約20%〜と言われています。

アメリカはまだまだチップ文化で、たとえ日本人経営のサロンでもアジア系サロンであったとしてもチップは必要です。

特にサービス業はチップありきの給与設定がされています。なので担当者にはチップを渡すのが大人のマナーです。

『日本人はお金持ってるくせにチップ低いケチが多い』

『日本人はチップ払わないから時間の無駄、他の卓に着いた方がチップもらえる』という話をよく聞くので、払う気がある態度を見せて気持ちよく対応してもらって下さい。

また、指名やアフターケアでマッサージしたりした場合はプラスで払う場合もあります。

ただし気に入らなかったり、もう行かないわ…と思うようなサービスだったらチップを下げて去り際に一言言ってアピールする場合もあります。

また、ヘアサロンの出張サービスを頼んだ場合は家までガソリン代を請求される事もあります。

そして営利目的で薬剤の含まれた染料やパーマ液の使用を一般宅で行うことはアメリカの法律で禁止されています。役所に届け出を出してない家で行為を行うと普通にアウトなので、出張サービスを依頼する場合は注意して下さいね👮🚓⚡

たまに日本人の駐妻さんで元美容師だった方が、自分の家で有料で営業してますけれど…

バレなきゃいいですけど、違法行為をチクられたらご主人と会社の顔にドロ塗るわけですから、営業届けを出すのがベターです🚓。

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チップの払い方

クレジットの場合

レシートのTipの欄に約20%のチップ料金を書きます。

最終的なTotal charge はSub Total(施術代)+Tax(税)+自分が払ったチップの金額を含めた総額となります。

最後にサインすると、自分が記入した金額でカードが切られます。

キャッシュの場合

①チップを含んだ代金を現金で払って、お釣りを貰わないやり方

②お釣りを少なめに貰うやり方

現金払いの場合はこの2つの方法が用いられます。

日本で英語の勉強していた時は『お釣りはとっておいてください』は”Keep the change!”という表現だと見聞きしたことがありましたが、リアルな現場では失礼というか…なんか上から目線な英語だということが分かりました💦

『チップとっとけよ(ドャァ)』みたいな感じで、この程度のチップでそんなドヤられましても…というのが本音なんじゃないかと思いました。

なのでシンプルに、It’s for youやI don’t need change,Thank you.と伝えて去るのがスマートだと思いました。

アメリカのヘアサロン、なかなか思い通りに行かなくて仕上がりがドキドキしますね。

日本の美容院に慣れてしまった私たち日本人にはつらい試練だと思いますが、なんとか頑張りましょう…!

個人的にはアメリカの田舎のヘアサロンは本当にショボくて下手くそなので、

高い金額払うくらいなら自分でセルフカットするのが良いと思います。

我が家は忙しい時はどっかに切りに行ってもらって、普段は私が家族のヘアカットしてます。

こちらの記事でセルフカットのおすすめ商品をシェアしてますので、興味があったら見てみてください😄

いい美容師さんが見つかりますように🙏

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