実際に使用してみないとわからないのがオムツのやっかいなところ。知らずに使って赤ちゃんのお肌がかぶれたら悲しいですよね。
私はアメリカで妊娠・出産したため、産褥グッズを含め日本の赤ちゃん用品を買うことができませんでした。そのため、出産祝いで頂いたいくつかの日本のオムツがなくなってしまってからは、アメリカのオムツに切り替えなくてはいけませんでした。
アメリカのオムツは日本と比べてどうなのでしょうか。本記事では、私がアメリカで主に使用していたパンパースとハギーズについてご紹介したいと思います。
同じメーカーでも日本製とアメリカ製ではオムツの柔らかさや柔軟性が異なりますのでそちらについても触れたいと思います。
アメリカのオムツ何をどこで買えばいいの?比較グラフでご紹介
アメリカでオムツを買いに行くときに スマホでサッと確認しやすいように比較グラフを作りました。最新情報の維持に努めつつ、選びやすいようにまとめてあります。お困りの方はぜひご活用ください。
種類があまりにも多いとかえって混乱してしまうと思いますので、今回はアメリカの2大おむつブランド”パンパース”と”ハギーズ”の2社に絞ってご案内します。
この2社だけでも、グラフのように様々な種類があります。
次の3つポイントをベースにおむつ選びと購入方法を検討されるとスムーズです。
- 赤ちゃんの身体のサイズ
- 赤ちゃんの動きの特徴
- 安くおむつを買う方法
赤ちゃんの身体のサイズ
まず①の身体のサイズですが、日本はおむつのサイズをS・M・Lで表しますがアメリカはP・N・数字の1〜5で表します。
P=Preemie(ちびっこ新生児)、N=Newborn(新生児)です。
日本では一般的に生後28日までの赤ちゃんを新生児と呼びますが、身体の成長スピードは赤ちゃんによって様々なので28日以降であってもサイズが合っていればPやNの表記は気にする必要はありません。自分の赤ちゃんにとって使いやすいものを選んでください☻
買う時はオムツパッケージの右下にサイズを表すアルファベットか数字が書いてありますので、見てみてください。英数字の下に小さな文字で◯〜◯kg、(またはポンド)と使用を推奨する体重範囲も書いてありますのでご安心ください。
赤ちゃんの動きの特徴
次に②の赤ちゃんの動きの特徴についてです。
手足をバタバタしたり寝返りがはじまっている子、よちよち歩きをしている子はオムツの背中漏れや股関節まわりの横漏れが気になるところです。
パンパースなら”Cruisers”、ハギーズなら”movers”といった運動機能にすぐれた漏れにくいものを選ぶと良いでしょう。(詳細はグラフをご確認ください)
その他ですと敏感肌であったり、テープではなくパンツオムツが欲しかったり色々な特徴があると思います。
赤ちゃんは成長とともにコンディションがころころ変わるので、特徴を知っておくとお買い物に便利ですね。
安くおむつを買う方法
最後におむつをどこでどのように買うと安くなるかですが、これらの方法があります
- いつも使うスーパーか薬局のショップカードを作って長期的に割安にする
- もらったクーポンから買う店を選ぶ
- コストコでプライベートブランドのオムツ購入して安く済ませる
- Amazon定期便を利用する
例えば、アメリカでオムツを買えるお店は BuyBuyBaby(バイバイベイビー),Kroger(クローガー)、Walmart(ウォルマート)、Target(ターゲット)、CVS(シーブイエス)、Walgreens(ウォルグリーン)などたくさんあります。そして BuyBuyBaby, CVS, Walgreens, Krogerは割引クーポンを貰えることが多く、Walgreens,Krogerなどほとんどの店舗は無料のショップカードを作ることによって割安に買えたりします。
コストコとAmazon定期便は、いわゆる大量購入です。オムツの消費ペースがつかめていて、このオムツなら失敗しないという事がすでに分かっている方であればこの方法も良いですよね。しかし、大量購入してせっかく1枚あたりの金額が安くなっても、サイズアウトして新品のオムツが余ってしまう事もありますのでご注意ください。
その他にも、おむつを安く購入する方法として、箱買いで1枚あたりの金額を抑える、販売価格の安い店舗を選ぶなどが考えられます。
しかし、箱買いで金額を抑えようとしても、そもそも箱売りしている店舗が少ないですし、価格はさほど変わりません。箱の中に割り引きクーポンを入れてくれている事もありますが、「お買い物金額が〇〇ドル以上」「◯◯◯製品対応クーポン」などのしばりがあるので、上手に使う必要があります。
また、販売価格の安い店舗を選ぶ方法ですが、店舗ごとにセールを行うタイミングが異なるので、リアルタイムに変動する価格の把握するのは難しいでしょう。ただし、BuyBuyBabyの販売価格はその他と比較して基本的に高いので、クーポンを持っているとき以外は利用を避けることで、節約することができます。
HUGGIES ハギーズ VS Pampers パンパース
スタンダードな種類のハギーズとパンパースを比較すると、次の違いがあると感じました。私は、カバー力が強く漏れづらいことと、香料がない点から、ハギーズの方が好みです。次に、ハギーズとパンパースについてそれぞれ写真付きでご紹介します。
Huggies ハギーズ | Pampers パンパース | |
カバー力 | 股: 漏れづらい 背中: 漏れづらい | 股: 漏れづらい 背中: 漏れやすい |
香料 | なし | あり |
やわらかさ | ふつう | やわらかい |
おしっこサイン | あり | あり |
HUGGIES ハギーズ
まずはハギーズについてですが、”movers”シリーズが使いやすかったのと、個人的に絵柄のプーさんやミッキーが可愛くて好きです。
うちの子供の場合は”snugglers”からはじまり、ハイハイしたり動きが活発になってくる頃から”movers”という種類に移行していきました。
Pampersと比較すると背中部分と股関節のゴムがしっかりしていて、なおかつ柔軟性があります。
カーシートに乗せたりジタバタ動き回ったりしても、漏れないのでとても助かりました。
Pampers パンパース
言わずと知れた大手メーカーで日本でもアメリカでもパンパースファンは多いですよね。日本のものよりアメリカのほうが少し薄くて紙っぽい気がしますが、すぐに慣れる程度の差だと思いました。
パンパースのなかでのふわふわで撥水性が高いのが”2X SOFTER”です。
こちらのオムツは蒸れにくくていいなぁと思いました。さわり心地もサラサラです。
ハギーズとくらべると、同じサイズでもパンパースのほうが背中部分の丈が長かったです。
あとはテープを止める股関節の部分が大きいので、股ずれが起こりにくそうなのもいいなと思いました。
アメリカでパンツタイプのオムツを探すなら ”360°FIT”
日本にあるようなパンツタイプのオムツをお探しなら、パンパースの360度フィットという商品がおすすめです。
アメリカの正式な商品名は”Pampers cruisers 360°FIT”です。
トイレトレーニング用のオムツであれば他にもたくさんの種類がありますが、いわゆる日本のパンツタイプのオムツを想像されているのであれば、こちらの商品が一番だと思います。日本と同じように、オムツのサイドの部分が手で破れます。
お子様の体型や股関節の動きの激しさによってはテープタイプがつらいこともあると思いますので、ぜひ試してみてください。
お住まいのエリアによるかもしれませんが、パンパースの360度フィットはKrogerやWalmart、Buy Buy Babyのほうが見つけやすい傾向にあります。
CVSやWalgreensは店舗によっては在庫がないことが多い印象です。
アメリカの布オムツがかわいい!
アメリカの布おむつも可愛いですね〜!赤ちゃんの小さいお尻がイチゴになったりスイカになったり…♡
個人的にはこのジーンズ柄がツボでした。これでよちよちされたら たまらないです‥‥!
記念日フォトで家族写真を撮るときにもいいですね。大人は白シャツにジーパン、ベビーはこちらのおむつジーパンでおそろいです。
とっても可愛いのでつい欲しくなっちゃいます❁
いかがでしたでしょうか?個人的にはわざわざ船便でかさばるオムツを入れるのはもったいないかなぁと思います。
もしも荷物に余裕があるのであれば、少しだけ日本製を持って来て ストックがあるうちに自分たちに合うアメリカ製のものを探すという方法もあります。
アメリカは赤ちゃん大国なだけあって、オムツの種類も豊富ですし変なものさえ選ばなければコスパも良くていいと思いました。日本製に慣れている赤ちゃんは、敏感肌を示す”SENSITIVE”と書かれている物からスタートすると良いと思います。
アメリカ製に慣れてしまえばKrogerやWalmart,Targetなど本当にどこでもいつでも買えますし、旅先や急なおむつ切れにも対応できますのでおすすめさせていただきました。
柔軟に使い分けができると生活しやすくていいですね☻☼