Christmas HolidayとTeacher Appreciation Weekに先生に感謝を伝える文化について
まず最初に、アメリカには先生に日頃の感謝を伝える文化が年に2回あります。
1回目が5月のTeacher Appreciation Week。スーパーやショッピングモールに、知恵の実のリンゴのデザインのレターセットやマグカップ、文房具、ギフトカードなどが並びます。🍎🍏🍎🍏
なぜ5月なのかというと、アメリカの学校の年度末が5月だからです。お住まいの州や学校によって多少の誤差はありますが、年度末を迎える前に感謝を伝えたあとは だいたい5月中旬から8月が夏休みとなります。
そして8月中旬から12月に学校が再開し…
2回目はクリスマスホリデー前の年末のご挨拶で感謝を伝えます。
簡単に言うと夏休みと冬休みの前に1回ずつあるということですね。
「えっ?!そんな文化あったの?日本だとやっても子供からのお手紙くらいでしょ!」とびっくりされる方もいるかと思います。
ここで確認しておきたい日本とアメリカの違いは、「親」から「先生」に直接$10〜40くらいの「モノで」感謝を伝える文化だと言うことです。
もちろん子供からのお手紙や手作りの工作なども喜んでくれますが
お手紙と一緒に、先生の好みのプチギフトかギフトカードを贈るのが一般的です☺
先生に感謝を伝えるシーズンになると先生の好きな物や趣味について書かれたプロフィール表が学校の入口に貼り出されます。
そこからヒントを得て「担任の先生の好みはこんな感じかぁ〜、じゃあ今回はあれプレゼントしようかな〜☺」などと考えるわけであります✿
我が家の場合は毎回ギフトカードです
子供の担任の先生とアシスタントの先生、好きな先生やスタッフに用意しています。
スターバックスやターゲット、アマゾンなどのギフトカードをそれぞれの先生にお手紙と一緒に渡しています。
毎回それぞれの学校の先生やお世話になった人に物を選ぶのは大変なのと、かさばるのが嫌なのでギフトカードにしました。
あとは「いつもありがとう、どうか休暇中にこれで好きな物を買ってリラックスして下さい」という気持ちからギフトカードを選んでいます。
ギフトカードに入金する金額は子供が小さければ少額で、高校・大学・就職など学業が人生の幅を左右する年齢になるほど高くなる印象を受けました。
最初は「え、年始めに毎回学校の備品も寄付してるのに…また?」と予想外の出費に驚きましたが、学校の先生って意外と自腹切ってクラスのために色々やってくれているんですよね、、
日頃の備品だけではなく、クラスの子供全員の誕生日を祝ってくれたりします。
特に我が家のような日本人が少ないエリアだと、なかなかクラスの子みんなに声かけて我が家で誕生日パーティーするぞ!!なんて感じでもないので、学校でクラスのみんなに祝ってもらえるというのは子供にとってとても嬉しいことなんです。
だから自然と「この先生のためなら」という気持ちが湧いてきました✿
もちろん強制ではなく自主的な気持ちを表す文化なので、無理のない範囲で感謝を伝えて見て下さい☺
参考までに我が家のクリスマスカードと英文のメッセージをお見せします✎
アメリカの先生に贈る感謝の英文メッセージサンプル
こちらはクリスマスホリデー前のメッセージカードです。
5月のTeacher Appreciation Week で使いたい方はメッセージ内容からクリスマスの言葉を抜いて下さいね。
例① お世話になっているヘッドコーチや教会運営スタッフ宛
英文:
Thank you very much for organizing wonderful fun events throughout a year. Thanks to 〇〇○ Team. we enjoy American culture with my daughter. Also, I am very happy that you remember my daughter’s name when we greet you in the morning.
I hope you have a wonderful Merry Christmas and that We can see you again soon.
Thank you♡
○○○ ‘s family
✾
訳:
Ms.○○
一年間楽しいイベントをたくさん企画してくれて感謝しています。〇〇○チーム(スタッフグループを指す)のみんなありがとう。
子供を通して私たちもアメリカの文化を楽しんでいます。
(担任とかではないのにたくさんの子供達がいるなか)うちの子の名前を覚えていてくれて、毎朝私達に声をかけてくれてとても嬉しいです。
素敵なクリスマス休暇を過ごしてね、そしてまたすぐ会えますように!
(休暇中なにもトラブルがなく、元気な姿でまた新学期むかえられますようにという意味)
○○ファミリーより感謝を込めて。
※〇〇(子供の名前)があなたを思って折り紙でサンタを作りました
例② 担任の先生や好きな先生宛
英文:
You are the BEST teacher for us, and
Thank you very much for many loves to my precious daughter. We are so happy to see our daughter’s smile in the class.
I hope you have a wonderful Merry Christmas and We can see you again soon.
Thank you♡
○○○‘s family
✾
訳:
Ms.○○
先生は私達家族にとってベストティーチャーです。いつも娘にたくさんの愛情を注いでくれてどうもありがとうございます。
クラスで娘が笑顔で過ごしてくれていて、私達はとてもうれしいです。
素敵なクリスマス休暇を過ごしてね、そしてまたすぐ会えますように!
(休暇中なにもトラブルがなく、元気な姿でまた新学期むかえられますようにという意味)
○○ファミリーより感謝を込めて。
※〇〇(子供の名前)があなたを思って折り紙でサンタを作りました
*
*
*
などなど…です。
余談ですが、学校によっては宗教的な背景から祝いの言葉に”Merry Christmas”は使いません。
クリスマスはキリスト教の文化ですので、万人受けする祝いの言葉は”HAPPY HOLIDAY”です。
なのでプレゼントするギフトカードはメッセージが入ってないものか、”Thank you!”や”Happy Holiday”と書いてあるものが多く店頭で売られています。
(我が家の場合はキリスト教会付属の学校なのであまり気にせず好きなように選んでいます。)
自分の子供の学校や先生に合わせて感謝を伝えてみてくださいね☺
❏さらに詳しいお礼メッセージの英文サンプルはこちらからも確認できます!
どなたかの参考になりますように!
それでは良い一日を🌿